関門海峡風景
2018.12.08 Saturday
世界で初めての海底トンネル。
下は人道・上は国道2号線が走ります。
トンネルが完成して60年になります。
このトンネルは再々通行止めになります。
今回は「落下物」
上下線を通行止めにして撤去作業。
その間は足止めになりますし渋滞は
国道2号線と3号線の別れ標識から
更に数キロ先まで渋滞に。
トンネルは実は既に償還を終えてるので
無料にして欲しいのですが「関門橋」との
兼ね合いがあり今でも有料
普通車150円軽自動車が100円です。
もう一つ通行止めになるのが「故障車」
トンネルを下り上るので
燃料タンクの燃料が斜めになり
ガス欠を起こすのです。
こちらはレッカーで引っ張るので
作業に少し時間がかかります。
関門トンネルの問題点でした。
今はJR九州 福岡市が本社ですが
当初鉄道ができた時には旧門司市に
九州の鉄道を統括する「門鉄局」がありました。
ここの局長で有名なのは元佐藤栄作首相です。
また、近くの門司港駅はルネッサンス様式の
駅舎で、駅前にある旧三井倶楽部は
アインシュタイン博士が宿泊しました。
国道3号線は旧西鉄の電車の軌道が
あったところですが道幅が狭く
片側一車線。
並行して走る国道199号線は
流れが良く途中から片側二車線です。
関門海峡を望めます。
大きなクレーンは三菱重工下関造船所
手前の緑地帯は島で有名な
佐々木小次郎と武蔵が決闘した「巌流島」です。
見ての通り陸地から島は見えます。
「遅いぞ武蔵」は吉川英治の中の物語
こんなに近距離で見えるのです。
日付は11月10日
雲がない晴天の日より。
釣りマニアが竿を
門司側は水深が深いので
いい釣りができます。
旧ニッカウヰスキーの倉庫。
赤レンガ風の建物は近くにある
旧サッポロビールの工場と共に保存
大日本製糖
ここもレンガ作りの倉庫が
あります。
九州で一番早く開けたのが門司
台湾からのバナナもここで陸揚げされ
「バナナのたたき売りけの発祥の地へ
日本を近代化し先進国に追いつくのに
門司港は重要な役割
港に卸された鉄鉱石・石炭は
はしけで官営八幡製鉄へと送られました。
門司港がなければもっと近代化は
遅れたでしよう。
対岸に見えるのは下関市彦島。
多くの釣り人が今す。
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posted by: ユーアイネットショップ店長ウチマル | 関門かんこう日記 | 00:03 | comments(12) | - |